iPad Pro 10.5インチモデルを1週間使って

 きっと、このブログを読んでいる人の中には、いつこの話が出るかと待っていた人たちも多いことだろう(苦笑)。今まで使っていたiPad Pro 9.7インチを売却して、それを元手に10.5インチモデルを購入した。外観のサイズはほとんど気にならないほど変わらないし、重量面でも際立った違いを感じない。変更したことの違和感は全くないと言える。

 やはりポイントは画面が大きくなったことだが、このサイズアップはやはり大きな意味を持つ。今まで、dマガジンやPDFの書籍などを読む時にはピンチで拡大しなければ読めなかったものが、そのままの表示で読む気になるし、実際に読める。読むことなら12.9インチが最も良いのだが、携帯に支障をきたすのだから、10.5インチというサイズがいかに絶妙なバランスがわかる。エクセルの表示でも表示領域が増えて、快適なデータ入力と閲覧が行える。

 正直、速度がどうとか、画面の表示速度が上がったことは意識することがないくらい自然な使い勝手になっている。実感できるのはApple Pencilを使った時の追従性の良さだろうか。Microsoft OneNoteに手書きをしている時にも実にスムーズだ。

 ちょっとしたサイズアップと速度アップだから、iPad Pro9.7インチユーザーが慌てて買い換える必要性はないが、毎日のように仕事でiPad Proを使う人にとってはちょっとしたこの「アップ」がかなりの快適さをもたらしてくれると思う。

初めての整体

 頭痛の話を前にここで書いたが、どうもやはり首や背中の張りから来ているらしかった。木曜日には1日中右側の首から腰にかけて筋が痛くてきつく、このままでは厳しいかもと思い、ネットで近所の整体を検索したところ、最寄りの駅のそばにあるところがヒットし、早速予約を入れた。初めての整体でもあり、いささか不安だったのだが、同僚の奥様が通っているとのことで、評判がいいらしい。それだけでも安堵して、いざ行ってみた。

 問診の後に早速、足から、腰、背中、首とグリグリされて(笑)、それこそ頚椎の一つ一つを掴まれ、時に痛みを感じながらも、70分治療をしてもらった。どうも普段の仕事からだろうか、かなり骨盤から、背骨から曲がっているらしい。最後には自分でできるストレッチも教わって来た。今はそのもみ返しで、いささか痛みを感じるのだが、心地いいし、何より昨日まで苦しんでいた頭痛が嘘のように消えた。お医者さんの見立ても素晴らしいが、整体師の先生の治療もすごいものだ。

 しばらくは1週間から10日に1度通うことになったが、この心地よさに習慣になってしまいそうだ。

舌触り、肌触り、耳障り

 言語は絶えず変化する。言語学者の端くれとして、授業でも語り、その例をあげる。言語は使う人間が変化し、環境が変化するのだから変化するのが宿命だ。おそらく、40年前の人には今の我々の日常会話の多くが理解できないに違いない。

 しかし、言語変化を快く思うかどうかは別の問題だ。最近ある政治家が「耳ざわりのいいことばかり言っている」と他の政治家を批判していたが、この「〜ざわり」という言葉、結構誤解がある。舌触りや肌触りは実際に触るので、「いい」こともあれば「悪い」こともある。ところが「耳ざわり」は「耳障り」と表記するくらいで、実はこの言葉自体がすでに悪い意味を持っている。したがって、「耳障りがいい」というのはひどく不愉快なことがいいという意味になって矛盾を生じるのだ。こういう誤用を耳にするたびになんとなく違和感を感じる。

 だからと言って、こういう言葉の誤用をする人の人間性をとやかくいうつもりはない。市井に目を転ずれば、「1万円からお預かりします」という誤用は今や珍しくもないし、そもそもネイティブがこうやって言葉を変化させていくものだ。「〜させていただく」の不必要な使用もあるし、「小学生ぶり」のような「ぶり」の誤用は可愛く思えてくる。

 面白いのはこのような変化は若者ばかりではないということだ。我々のような熟年世代でも割と誤用をする。きっと周囲の御用から影響をされるのだろう。逆に言えば、熟年世代に受け入れられ始めたら、単なる流行から言語変化の兆候と考えることもできるのではないだろうか。

 高校生の時に「全然好きです」と国語の授業で回答したら、「佐々木君、全然は、〜ではないという否定表現と同期するものですよ」と指導されたことを思い出す。いつでも若い世代が言語変化のエンジンになっているのだろう。

続く頭痛

 5日ほど前から頭痛が続いている。右頭頂葉付近にズキズキとした痛みが続いて、止まらない。人生というドラマの最終回が近づいているのだろうかと思ってみたが、そんな余裕を持てないくらいになってきた。さすがにこのままはまずいかと思い、今朝、いつものかかりつけの医院に行ってみた。診断では、深刻なものではなく、どうも頭の表面の筋肉が痛みを発症しているのだろうとのこと。痛み止めと筋肉弛緩剤を処方された。考えてみれば忙しさが続き、身心ともに疲れを取ることができず、さらにPCに向かう時間が長く、いつの間のやら首から肩の凝りが頭痛を引き起こしていたのかもしれない。

  帰宅後、早速処方された薬を飲んだ。1時間くらい経ったら、かなり楽な感じになってきた。内心、色々と最悪のことを考えたが、やはり医師の診断を聞くとホッとする。やっぱりお医者さんは凄い。

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源氏物語の最新英語翻訳版の印象

 今、来月のオーストラリアでの研究発表に向けて、源氏物語の6番目の英語翻訳版を分析している。2015年にWashburnという人によって翻訳された。今回は冒頭から、源氏の誕生までの散文と、桐壺の中にある9つの和歌について分析している。実は、それ以前の5種類のものについて、散文は2010年、和歌については去年研究発表をしたので、今回の発表はそれを補足するものになる。

 詳しくは、後日論文の形で発表するが、なかなか興味深いのは冒頭の出だしだ。

In whose reign was it that a woman of rather undistinguished lineage captured the heart of the Emperor and enjoyed his favor above all the other imperial wives and concubines?

なんと、Washburn訳では、「それほど際立ってはいない家系の女性が帝のハートをがっちり掴んじゃってます」って書かれている。確かに、帝に気に入られて、帝は夢中になったのだから、その通りなのだけれど、どうも関節な表現の中に優雅さを感じる日本人としてはあまりにもストレートな表現にちょっと違和感を覚えるのではないだろうか。なんだか、積極的な女性なのかという印象を与えるのではないだろうか?あまりにもぶっきらぼうに英語訳したSeidenstickerでもIn a certain reign there was a lady not of the first rank whom the emperor loved more than any of the others.くらいの表現なのだから、今回の英語訳には色々な評価が下されるのではないだろうか。

 さて、みなさんはどうお感じになりますか?

そして交換

 前回、MacBook Proの返品と買い替えのことを書いたのだが、あれから悩んで、結局、返品をして、先日発表された最新型のMacBook Proに変えた。少しばかり追加料金が発生したが、まあ、最新型という心の安定を得るコストと考えた。前回はスペースグレイが色の一体感があるのでそれにしたとかいたのだが、どうも使っているうちに、運気が下がるような気がして、シルバーにした。地味な色だが、前のMacBookがゴールドだったから、金銀ということでよろしいかもしれない(笑)。

 体感的な違いはないが、快適なことに違いはない。これから2年から3年はこのマシンがメインマシンになりそうだ。

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返品期間と新製品

 MacBook Proの新製品が出た。つい先日衝動買いをした身としては、心穏やかではないが、性能アップといっても価格差を考えるとそれほどでもないかと、自分を納得させようとしている一方(笑)、やっぱり新しい方がいいよなと揺れ動く。実はアップルストアーで購入したアップル製品は2週間以内なら返品ができる。たとえ、使用していたとしてもだ。だから、先日購入したものを、一旦返品をして、新機種に変えることもできるのだ。もちろん、差額を支払うことになるのだが…。

 期限は日曜日。それまで、あれこれ考えてみようかなと思う。