Japan Timesを紙からデジタルへ

 長年Japan Timesを購読している。大学に入学してから毎朝購入して、一時期、International Heral Tribunに変わっていた時もあるし、大学院時代はお金がなくて購入できなかったけれど、1991年に専任職についてからはもう26年購読している。

 ところが、紙の新聞というのは物理的に、じっくりと落ち着いて目を通す時間が必要になる。電車通勤ならばその時間があるが、バスや車の利用だとなかなか目を通す時間が乏しい。それなら気軽に目が通せるスマホで読めばいい。ということを思いついて、いっそ紙の購読をやめて、デジタル購読へ切り替えたらどうだろうと思い、手続きをした。紙の購読だと毎月5000円ちょっとだが、デジタルのlite版だと900円で済む。紙の購読だとデジタルサービスがフルで受けられるが、ニュースの検索をそれほどするわけではないので、lite版で十分だ。余ったお金で別の新聞の購読も考えられる。

 もしかすると、また紙の新聞に戻るかもしれないけれど、少しづつ、ペーパーレスな生活へと移行していくのかもしれない。

デジタルペーパー DPT-RP1とiPad Proの連携

 ソニーのデジタルペーパーDPT-RP1はすこぶる快適で、その一因はMacと無線で同期ができるところにある。メモを書き込んだPDFも同期できるので、自炊した研究書はそのままMacでも読むことができる。

 それなら、さらにMaciPad Proを同期させれば、DPT-RP1で読んでいたものを、そのままiPad Proで読み進み、さらにそれをDPT-RP1で、また読み続けることもできるのではないかと思い、試して見たら、あっさりと成功しててしまった。

 まずはデジタルペーパーDPT-RP1の設定だが、こちらはMacとの連動ソフト、Digital Paper Appを使う。デジタルペーパー内のフォルダーとMacの任意のフォルダーが同期設定できるので、Mac側はicloudに作成したフォルダー、例えばdigital_paper_syncのような名前をつけたフォルダーを作成し、それを同期として、設定する。この中に同期させたいPDFを放り込めばいいだけだ。同期させたら、そのファイルがDPT-RP1にそのまま入り込む。あとはそのファイルをDPT-RP1で読みつつ、ペンで書き込みをすればいい。読んで一息ついたら、Digital Paper Appで同期を行う。書き込みが反映されたPDFが先ほどのicloud内のフォルダーにコピーされ、Macでもそのまま読める。

 次はiPad Proの方だ。PDFを読むのに、PDF Expertを使っている。このアプリはicloudのファイルも読むことができるので、先ほどのicloud内に作成したdigital_paper_syncのPDFをしてしてみると、そのまま読むことができるし、Apple Pencilで書き込みもできる。読み終わったら、そのドキュメントを閉じると、自動的に上書きがされて、書き込んだPDFがicloud内に同期される。

 この作業によって、DPT-RP1とiPad Proが連動して、同じPDFを読み込んでいける。かなり便利で、さらにDPT-RP1への愛着が深まった。

騎士団長殺し

 村上春樹氏の『騎士団長殺し』を読み終えた。厚みのあるサイズの2巻本で、読破するのに、丸3日要した。村上ファンではないものの、若い頃に村上氏の作品を集中的に読んでいたこともあって、なんとなく彼の作品は気になって読んでしまう。それでも『1Q84』はまだ読んでいないのだけれど。

 題名がショッキングだったし、分かりづらいプロローグで始まっているので、とっつきにくさもあったのだが、読み始めると、どんどんと先が知りたくなってしまうのが、ある意味の村上作品の魅力なのかもしれない。今回の内容はある画家の不思議な体験にまつわるものだ。現実と非現実、光と闇、過去と現在といった二元論で認識され、語られる事象が実はそうではなくて、一つの世界であり、それを繋げているのが観念であり、それを具象しているのが、トンネルであり、メタファーということになるらしい。『不思議な国のアリス』が大きなベースになっているし、実際に少女という概念が大きな意味を持つ。村上作品では『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』で二重世界が端的な形で描写されているが、それが、ある意味、熟成されて、もっと大人の「曖昧さ」を受け入れる形で表現されているのがこの作品なのかもしれないという感想を持った。

 村上春樹氏の作品には性も重要なテーマとして、一貫して描かれるが、今回の作品の中の描写は今までになく写実的で、刺激的だ。きっと村上氏は性が人間のつながりの究極の表現と考えて、また自己の存在の確認と考えているのだろう。いずれにしろ、この写実的な描写も観念的な描写や表現とは対照的であり、これも一種の二元論的世界の一元化を試みていると解釈できるかもしれない。

 舞台が山間の別荘地ということもあり、頭の中では大学院時代の友人のことを思い出しながら、読んでいた。その友人のお父様が作家で伊豆に別荘をお持ちで、夏にはその友人と私たち大学院生の仲間で何度もお邪魔して、数日過ごしたことがあるからだ。だから、活字を追いながらも頭の中には活字の描写が映像化されて頭の中に入ってきた。深い緑や静寂の中であれば、不思議な出来事も不思議とは思わなくなる。そう感じてしまう。 

 この作品は汗をかきかき読んだのでは実感が伴わない。冷房がかなり効いて、ちょっと寒いかもと思う中で読まれるのがよろしいだろう。

 

ソニーデジタルペーパー DPT-RP1にペンホルダーをつける

 先日購入して、快適な文書ビューワーとして使っているソニーのデジタルパーパーDPT-RP1だが、不満なのは付属のペンの取り付け具合。マグネットで取り付けるのだが、そのマグネットが弱いのだ。文書ビューワーとしてだけではなく、メモもしっかりしていて、ノートとしても使いたい。だが、このままではペンが簡単に紛失してしまう。

 そこでペンホルダーをつけることにした。東急ハンズで300円で購入したのが、これ。

 

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両面テープで固定するタイプのものだ。早速裏面に取り付ける。

 

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取り付けると、ホルダーの厚みが邪魔をして、マグネットでは取り付けができない。だが、このホルダーで固定できる。

 

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しかし、このホルダーに入れても少し緩く遊びがあり、ペンが落ちてしまう可能性がある。そこでApple Pencilに使っていたクリップを試しにつけたら、バッチリなのである。このクリップは東京金属工業のハイカラ鉛筆ホルダーについているもの。クリップ部分だけを外して使っている。デザインとバネでしっかりと押さえるところが気に入っている。

 

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このクリップのおかげでホルダーにもしっかりとおさまり、これでペンが紛失することもなさそうだ。これからはこのデジタルペーパーをノートとして、安心して持ち歩きができそうだ。

 

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デジタルペーパー DPT-RP1 購入!

 このブログでも何度か書いたSonyのデジタルペーパーDPT-RP1が到着した。早速、ソメスのA4ノートカバーを両面テープで貼り付けて、まさにノートの感覚にしてみる。

 前機種と比較すると画面がフラットになり、非光沢になったので、見やすくなったのと、ちょっとペンに引っかかり感が生まれて、鉛筆のような感覚さえ感じることができる。画面は解像度が上がり、さらに見やすくなっている。ペンでの反応も上がっていて、手書きでのメモ書きはさらに実用性が上がった。 

 もともと、これは専門書や論文をじっくりと読むための機材として、自腹購入したもの。早速自炊した書籍を読み始めているが、なかなか素晴らしい。iPad Proは写真が豊富な雑誌を読むのに最適だが、じっくりと文字面を舐めるようにして読む専門書ではこのe-ink画面のものが目に優しくて、じっくりと読める。バックライトがついていないがそのぶん軽く、バッテリーの持ちがいいのも嬉しい。

 しかし、前機種と比較して、ペンの扱いが良くない。前機種だとペンを充電する必要ななかったが、今回からペンにも充電する必要が出てきた。さらにペンはマグネットで本体に取り付けるのだが、このマグネットが弱い。いつペンがなくなってしまうかという不安は払拭できない。これは別途何かしらの工夫を自分でする必要があるかもしれない。

 このデジタルペーバーは「読む」ことを仕事とする人にはかな〜りオススメすることができる。

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なんとか終了

 学会発表がなんとか終了した。スライドを発表直前まで、順番を入れ替え、さらに会場でリハーサルを重ねて、なんとか発表の形をつくることができた。発表直前にコーヒーブレイクで、コーヒーを取りに行っている間に、ちょうど発表予定会場を同じにして、私の次に発表予定の人がPowerPointのデータを会場のPCにコピーしていた。その人から、「あなたのデータもコピーするなら、一緒にしてあげるけど」と言われたが「いえ、渡しは自分のiPadを接続するので、結構です」と話を始めて、「お互いに緊張しますよね」と言ったところ、「そう?あなたはずいぶん慣れているように思うけど」と言われてしまう(笑)。そんなわけではないのだが、緊張感に欠けていたと思われていたのだろうか。

 発表の時間になっても会場に来てくれたのは一人だけで(苦笑)、どうも他の人たちはまだコーヒーブレークの最中だったらしい。その人から、源氏物語を読んだことがあると話しかけれらたので、誰の翻訳でしたかといううことから、少しばかり話をすることができ、こちらの緊張感も少しほぐれたところで、顔見知りが続々とやって来てくれた(笑)。

  相変わらず、時間ギリギリまで喋ってしまい、質問も一つしか受けられなかったが、後に聴きにきてくれた友人から、お褒めの言葉をいただいた(お世辞だと思うけど(笑))。

  先日ここでも書いたけれど、お褒めの言葉をいただき、今回も発表を聴きにきてくれた博士課程に在学中の学生さんから、来年の学会で知り合いの先生が翻訳についてのセッションを任されているので先生も一緒に参加しませんかと、お誘いを受けた。その責任者は私も知っている先生だし、まあ、機会があればとお答えしておいた。

 そうしたら、今朝、さっそくその先生のメールが転送されてきた(笑)。100ご程度で企画内容を書けという。まあ、なんとかでっち上げたものを送っておいたが、はてさて、お仲間に入れてもらえるのかどうか。また結果がわかったら、ここでもお知らせしよう。

さて、本番

 いよいよ発表当日となった。昨日から夢の中でスライドイメージの修正ばかりが頭をよぎり、今朝起きてから、あれこれと弄ってみる。何回かリハーサルを行いながら、110枚あったイメージをなんとか85枚までに減らした。リハーサルは時間配分と、実際に喋って必要のあるスライドかないかの判断を下すのに必要不可欠だ。

 今回はどうも「!」という瞬間がなく、最後まで、なんというか自分の中では締まりの内容になってしまったが、ここまできたら開き直るまで。なんとか30分を凌ぐしかなさそうだ。

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