海外に行きたい

 

 この3月末日まで、とある役職についていて、時間的な拘束があり、研究活動でも旅行でも海外に出ていない。英語を教えるという職業上、さまざまな英語のふれなければ、学生への情報提供もできないし、授業の合間の一口話のネタにも困ってしまう。

 たとえば、数年前に空港で耳にした"I'll text you!"という文句で、textが動詞で、メールする意味だと判った。こういう発見はただ、新聞やネットを読んでいたのではわからないし、印象が薄い。あるいは、飛行機で隣り合った人との会話で学ぶことも多い。成田からフランクフルトまで隣だった青年はドイツ人で日本の漫画を読んでいた。彼は工学を専攻する学生で大学院への進学が決まり、短いバケーションであこがれの日本に来たとのこと。たどたどしい日本語よりも流暢な英語のほうがお互いにコミュニケーションがとれた。ドイツ人学生の旺盛な好奇心と語学力に感嘆し、授業ではその話をして、学生たちに発破をかけている。

 旅行とは非日常の世界だ。それが海外となるとさらに非日常感が増す。あらたな発見もあるし、緊張もある。その繰り返しが、自分の知識と考え方を深めてくれるのだと思う。

 

 今年は、夏に、研究活動で海外に行きたい。..そう願っている。