我々のワールドカップ

サッカーのワールドカップが熱い。日本代表の結果は芳しくはないけれど、その戦う姿は美しいし、ゴールが決まるか決まらないかは紙一重のように思える。このレベルになれば、世界のトッププレイヤーの決め手はまさに紙一重のタイミングのように思われる。

 考えてみるとプロスポーツだけが、自分の仕事の状況を世界中が見ているという特殊な状況だ。役者も確かに見られる仕事ではあるが、あくまでも完成形しか見せない。プロスポーツ選手だけが、成功例も失敗例も白日の下にさらされ、評価される。考えてみると一番辛い状況で仕事をしていると言えるだろう。ごまかしがきかないのだ。

 翻って、我々はどうだろう?勉強を、仕事を、白日の下にさらされることに耐えられるようにやっているだろうか?努力を積み重ねているだろうか。無意識にうまくいかないことを、相手のせいにしてしまってはいないだろうか?負けてもひるまず、そして、向上の可能性を考えるスポーツ選手に、我々も大いに学ばなければならない。