別れたiPhone 5cに未練

 先日までSIMフリーのiPhone5cを使っていた。グリーンのモデルで、指紋認証がないのは不便だったが、手帳にとりつけ、学生の出席・成績管理に使っていた。この夏、オーストラリアに出張の時には、空港の携帯ショップで現地のSIMを購入して、現地の電話として利用した。初めてSIMフリーの醍醐味を実感として味わった。

 ところが、iPhone6の登場で、その購入資金とすべく売却をした。iPhone6を購入し、その環境を整える時には、何も感じなかったのものの、最近はどうもiPhone5cのあの形と手触りが懐かしい。素材としてのポリカーボネートは好きではないが、あのつるっとした、手に吸い付くような感触は金属のiPhone5sや、iPhone6では味わえない。CPUだってA6だし、指紋認証もない。フロント面だって、黒だし、ネガティブな面があるのに、不思議となにかしら、かわいさがあった。この2,3日、アマゾンでiPhone5cを探しては、考えている自分がいる。さすがにSIMフリーはもう無理だが、docomo版のものであれば、OCN mobile ONEのSIMが使えて安く運用できるし、iPod touchの後継として、iPhone 5cを購入する人も多いようだ。

 なんというか、別れてから、悪いところもあったけれど、でも魅力的だとおもうなんて、別れた女性について未練をもつようなものだ。特に、魅力的な人ほど、つきあっている時よりも、別れた後の方が心の中に染みこんでくる。男性としては、情けない話のようだが、それほど、スパッと割り切れないのが人間の弱さなんじゃないだろうか。

 

 でも、わかっている。別れたiPhoneと女性は二度と同じ関係になれないことも。