教え子たち

  昨夜寝る前にスマホをチェックしたら、Facebookのメッセージが入っていた。8、9年前の教え子で、結婚することになったので、出席をしてほしいとのことだった。新年早々おめでたい話で、出席の返事を出した。
  この時期、教え子から年賀状が何枚も届き、結婚式の写真やお子さんの写真になっていて微笑ましくなる。学生時代には、大丈夫か?と心配した彼ら・彼女らの立派な姿にこちらも勇気づけられる。
  思えば、教員という仕事が魅力的なのは若い人たちとの出会いがあり、彼らの成長と同時に、自分自身も教えられることだ。教員が教えるものと世間では思われるが、教えることは教えられることになり、結果的に自分も学ぶことにつながる。知識のみならず、考え方や自分が忘れてしまった情熱を時に彼らから学ぶ。この刺激があるから、お金持ちにはなれなくても、この仕事に何事にも代え難い喜びを感じるのだろう。
   昨年、20年ぶりに会って、酒を一緒に飲んだ教え子がいる。非常勤講師として1週間に一度の授業でしか接しなかったのに、濃密な時間を過ごした教え子たちの一人だ。彼ももう40歳になったのだという。おっさん二人で酒を酌み交わしつつ、20年の時間を一気に超えて過ごした時間は貴重な宝物のようだった。年月は経っても、教え子と話すことで、自分という人間を見つめ直す時間をいただいたからだ。
  今年はどんな新しい教え子と出会い、また以前の教え子と再会できるか、とても楽しみだ。
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