時の流れ

  今年の正月三が日もあっという間に終わってしまった。多くの人は明日かた仕事始めだろう。例年なら、本学の授業もそれくらいで始まるが、今年は少し遅い。もっとも、昨年台風が連続で月曜日に影響したせいで、今年は授業に先立って二日連続の補講があるので、結局は変わらない。
  毎年年末年始には時間の流れの速さと、自分の人生の終点を考える。もしかすると、これが最後の正月になるかもしれないと、この数年は毎年考える。それは決して、否定的な思いなのではなく、もしそうだとしたら、思い残すことのないように過ごしたいという心構えになる。それは正月だけでなく、1年を通した思いだ。
  スティーブ・ジョブズは明日死ぬことになったとして、今それをやるべきなのかと自問して行動せよと述べた。自分がガンから生還したあとにスタンフォード大学での講演で述べたことだ。これはいつも私の心の中にある。いつでも、創造的な活動ではなくても、何かの、誰かの役に立つこと、あるいは学生の人生を左右しかねないことをやっているのだと思いながら日々の仕事をするようにしている。今年もこの想いを胸に活動しようと思う。
Remove all ads