小津安二郎

  昨晩は、小津安二郎の「お茶漬けの味」という作品を見た。前にも何本も小津作品を見ているけれど、いつも感じるのは、上品で誰も傷つけず、心がホッとするなということ。古い作品のどれもが今でも語られるのはよくわかる。
  小津作品で必ず見られるのは光の揺らぎが必ずどこかに入っていること。多くは池の水面が光で光り、それが壁などに写っているのだけれど、これはきっと人間の心のうつろいを表現しているんんだろうね。
  もう一つ、小津作品で特徴的なのは、セリフで繰り返しが多いこと。同じことをくどいほど反復することで、行っている自分が納得したいという気持ちが現れているのだろう。
  いまは鬼籍に入って役者さんたちの往年の名美しい姿もスクリーンで見られたり、昔の日本の風景や生活様式を垣間見らてるのも、新鮮だ。みなさんも機会があれば、「東京物語」や「秋刀魚の味」などから、ご覧になってはいかがだろうか?
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