天空のもとで

 昨日は中国のノンフィクション番組「天空のもとで」をYouTubeで見た。1時間半も中国語を耳に入れると、だんだん慣れてきて「天空」が空のことだとか、いくつかの単語が日本語の音読みと同じだとか、発見があった。もちろん、中国語は分からないので、英語の字幕を見て、内容を追ったのだが、驚いたのは、その速度だ。英語の字幕が一瞬しか表示されず、次々に新しく文が表示されていく。それだけ、情報量が多く、しかも早く述べられていることに、驚いた。

 さて、内容は中国の環境汚染についてである。作成したのは女性で出産をきっかけに中国の空気汚染が気になり、現状や原因を突き止めて、それを聴衆の前でプレゼンする形で示されていく。公になっているデータや、さまざまなインタビューで構成され、中国の抱える問題点が浮き彫りとなっている。あれだけの国土と人口をもち、さまざまな要因がある中国の現状を考えると、なかなか難しい状況だということがよく分かる。

 番組は中国でも視聴できたようだが、今は中国では視聴ができないということだ。日本ではYouTubeで見ることができるが、日本語の字幕などがあるかどうかはわからない。この番組については昨日の中日新聞にも掲載されていたので、知っている人も多いと思う。かつては日本も経験してきた公害問題だが、問題は環境そのものということより、企業や行政、そして一般の人々という人間の問題なのだと痛感させられる。