Hydraulics

 Jong I've という本を読み始めている。アップルのデザイナーでiMaciPhoneのチーフデザイナーの伝記だ。彼こそSteve Jobsのn頭の中にあるコンセプトを形にした人である。だからだろうか、本の中でSteve Jobsをhis left brained colleague と書いている。すなわちSteve Jobsが左脳にように論理展開してJony Iveが右脳としてイメージを作り出す。彼らこそAppleのbrainであるという著者の考えがそこにあるのだろう。
  ところで、所々、読んでいてわからないところがある。Jony Iveが若い頃にデザインしたポータブルOHPのところで、それを見た当時の先生たちが驚嘆するのだが、そこに「hydraulicsが素晴らしく統合されていたので開いた時にはため息が漏れた」とあるのだが、これがわからない。hydraulicsは水力学とか、流体力学と辞書にある。もう少し調べると、油圧を使った装置とあるのだが、それがポータブルOHPとは結びつかないのだ。参考としてこの本の日本語版も買っておいたので、日本語訳を見ると、「折りたたみの仕掛け」としてあった。つまりは油圧を使って折りたたみの仕組みを作っていたということだろうか。
  本当の意味を捉えることの難しさと、脈絡から類推することの難しさ、そして翻訳の妙味をまた勉強した。
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