乗り過ごし

 電車の中で本を読んで夢中になって、降りる駅を乗り過ごすというのは、よくサザエさんの中でありそうな話である。でも、現実の中ではありそうもないなんて思っていたら、昨日やってしまった。学生時代に通学途中で眠ってしまい乗り過ごしたことはあるが、本を読んで夢中になり乗り過ごすなんて今までにあったかどうかさえ記憶にない。でも、昨日、やってしまった。
 Jony Iveを読み続けている。幾つか英語に表現で何だろうと思うと、構文を考えたり、辞書で単語を引きなおしたり、何度も読み返したり。次第にペースがつかめると、どんどん読み進み、展開が待ち遠しくなり、もうワンパラグラフ、もうワンパラグラフと読んでしまうのだ。
  紙の本は読み進んだ分量が実感としてわかるので、読書の達成感が得られる。Kindleは軽くて、辞書機能もあるので読むのが便利だが、この達成感に乏しい。この一冊が人生を左右するかもしれないという本は、迷わず紙の本をお勧めしよう。
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