駆け回る

 昨日は朝から夕方まで飛び回る日であった。本学には3つメインとなるキャンパスがある。大学の法人本部や歯学部・薬学部・短大のある楠元キャンパス、人文系学部が主体の広大なキャンパスをもつ日進キャンパス。昨年完成したビジネス系3学部の名城公園キャンパスである。日進キャンパスの広さは、例えば私の研究室から大学の門までの距離が地下鉄の一駅の区間に相当するといえば分かってくれるだろうか。

 さて、昨日は朝は楠元で会議、そのあと地下鉄で名城公園キャンパスで授業を二つ行い、その後にキャンパス間のシャトルバスで日進キャンパスに移動して、会議が二つあった。営業をしているサラリーマンからみるとたいしたことの無いように思えるかもしれない。しかし、昨日のシャトルバスでご一緒したある先生はサラリーマン経験のあるかたなのだが、「サラリーマンの時の大変さとはまったく違う大変さです」とおっしゃっていたので、大学の教員も他の職種から見て、決して楽なものではないようだ。もっとも、私以上に大変なのは歯学部や薬学部の先生方で、以前驚いたのは歯学部の先生と飲み会をやった後に、その先生方は大学に戻るという。24時間の実験をやっているのでという話だったが、本当に大変なのだ。そう考えると文系の教員はまだ余裕があるのかもしれない。

 どんな仕事にもその仕事ならではの大変さがあるのだと思う。命に関する仕事、安全に関する仕事、その他の仕事。教育の仕事は直接命にも安全にも関わらないけれど、反面、若い人たちの人生を左右することがある。教員の一言で励まされる学生もいれば、逆に意欲をなくしてしまう学生もいるだろう。だからこその責任をもって望まなければならないと、改めて思うのである。

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