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先輩、遠方より来たる。また喜ばしからずや

 一昨日の土曜日の夜は大学のゼミの先輩と30年ぶりに会い、一献を傾けた。お互いに年賀状はやりとりしてはいるものの、実際に会うのは本当に久しぶりだ。今回は先輩の所属する学会の大会が名古屋であったので、先輩から「久しぶりに会いましょう」と声をかけていただいた。

 不思議なもので、30年という月日のブランクをお互いに感じない。確かにおたがいにおじさんになり、贅肉もつき白髪も増えたものの、話をすればあの頃に一瞬でタイムスリップするから不思議なものだ。もっとも、やはりおじさん同士の会話だ。体の悪いところ自慢になり(笑)、子供のことになり、おたがいに金がないと愚痴る(笑)。

 どれだけ日本酒のお銚子を空けただろう?すっかりいい気分になって、地下鉄の入り口でお別れしたが、不思議と自然と涙が出てきた。再会の喜びもあるけれど、先輩が声をかけてくださった、それだけで嬉しかったからだと思う。学生時代の出会いは一生の宝だと改めて心に刻まれた夜になった。