表記の不思議

 連日のノーベル賞受賞者のニュースに、驚き、喜びを感じた。日本人として、ノーベル賞受賞者が二日連続で出たことは誇らしく、素直に嬉しい。長年の努力が結実し、それが評価され、人類の貢献へとつながることがこうして認められることは、名誉以上に、喜ばしいことだと思う。

 一つ面白いなと思ったのは、日本の報道では、「ノーベル医学・生理学賞」となっているが、英語の報道やノーベル財団のHPではThe Nobel Prize in Physiology or Medicineと日本語の表記とは逆になっている。これはどうしてなんだろうか。「ノーベル生理・医学賞」となっていても違和感はないのだが、何か医学を先行させる理由が日本の習慣にあるのだろうか。

 こういう「どうでもいいこと」とか「当たり前のこと」を不思議と思い、その謎を解いてみようという好奇心こそ、実は研究の第一歩だと思うのである。