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ぬきてぱ

 ある雑誌を見ていたら、お店の名前が「ヌキテパ」だという。はて、どこかでこのフレーズは聞き覚えがある。そうだ、フランス語だ。大学1年生の時に、別の大学に通う友人とどれだけフランス語のフレーズを知っているか自慢をしていたことがある。当時は、彼とはハガキでやり取りをしていたので、本文の隙間を埋めるように、当時知っている限りのフランス語のフレーズをひらがなで書いていた気がする。「ぬきてぱ」もその一つだったが、はて、どんな意味だったっけ?

 改めて、フランス語の辞書を引いいて、Ne quittez paとなり、「ちょっと待ってて」とか、「そのままで」の意味だ。電話で使えるフレーズ。フランス語は大学3年の上級まで授業を取っていたが、他にもビデオを見ながら耳で「だこー」というフレーズは覚えたっけ。D'accord 「なるほど」とか「その通り」の意味で使っていた気がする。「けすくせ」(Qu'est-ce que c'est? これは何ですか)とか「えすくぶざべどぅくえすちおん」(Est-ce que vous avez des questions? 質問はありますか?)などは今でも鮮明に覚えているし、たまには授業でも「あったんすぃおん、しるぶぷれ」(Attention, s'il vous plait. こっちを向いて、注意を払って)を使うことがある。そういうえば「れたせもあ (L'etate, c'est moi 朕は国家なり)は野菜のレタスのイメージで頭に残っている。

 専門でないし無責任に学ぶ外国語は楽しい。大学では他にも1年間だけラテン語を学んだけれど、この知識はその後英語を学ぶのに大いに役立ったし、英語学の授業を教える時には、必須の知識となっている。授業でも、cogito ergo sum(こぎとえるごすむ 我思うゆえに我あり)を教えるし、私の座右の名のcarpe diem (かるぺでぃえむ その日の花を詰め。その日をつかめ。)は英語訳のseize the dayと共に、紹介して、学生を鼓舞することもある。

 仕事でドイツに行くことがあってから、ドイツ語にも興味を持ち、さらにトルコ語にも興味が出てきて、テキストも買ったのだが、まだまだ手付かず。でも、法則性を見抜いたり、新しい音に触れるのは刺激を感じて、新しい世界へと誘われている感じがする。もう一度、教科書を開きなおしてみようか。

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