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let me Valentine の謎

 昨日修理に出していた時計が戻ってきたというので引き取りに行き、ついでに東急ハンズで買い物に行った。今はバレンタインセールスの真っ只中で華やいだ装飾があったのだが、思わず目を釘付けにされたのが、そのセールスのキャッチフレーズ。何と、Let me Valentineと書いてある。いつからvalentineは動詞になったのだろうか?念のため、辞書で確認したが、Valentineには名詞しかない。名詞では、この文型は使えないのだ。当然、let meの後は動詞で、「私に~させてください」というへりくだった言い方になるので、サービス業の人達がよく使う表現だ。
 街中で面白い言語表現を見るとつい写メをしてしまう。きっと研究のネタになるかもと思うからだ。さて、このキャッチフレーズには「私が主役!宣言」とご丁寧に副題が付いているのだが、let meを使うなら、相手を立ているはずなので、むしろ「相手が主役」となり、自分は引き立たないはずだ。そういう意味からしてもこの表現の適切性は欠けるのではないか?もちろん、コピーライターは英語としては可笑しいと先刻ご承知で、キャッチーな意味を狙っているのだろうが、東急ハンズは外国人観光客も多いのか免税の手続きを取れる箇所もあるようだ。一方で国際的な窓を広げつつも、こんなにデタラメな英語表現のキャッチフレーズをでかでかと掲げるのはどうなんだろうか?
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