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卒業式

 昨日は本学の卒業式だった。午後から会議ということもあり、研究室にいたら、数人の卒業生が挨拶に来てくれた。4年前に出会ったというのが嘘のように時間の流れの速さを感じる。そして、同時に自分が年齢を重ねていくことを実感できるときでもある。

 さて、自分の卒業式はどうだったろう?新たに大学院に進学することで頭がいっぱいだったような気がする。他の同級生は就職していき、社会人になるという自負を感じていたようだが、私自身はあまりそういう意識はなかったと思う。その4年後、大学院をようやく出られることになり(苦笑)、卒業式を迎えた時は、ようやく社会に出る気がした。もっとも非常勤の口しかなく、不安定な門出ではあったけれど(苦笑)。

 父は学校が嫌いで、仕事の忙しさもあり、入学式や卒業式、果ては授業参観さえきたことがなかった。そんな父が、大学院の卒業式だけには出席してくれた。両親が揃って、学校行事に出席してくれたのはこれが最初で最後だった。母はその2年後に亡くなり、3人一緒に撮影した写真はその時のものが最後となった。

 翻って、自分はというと、この仕事の性質上、自分の子供の入学式や卒業式には出られない。因果なものだ。私も自分の父と同様に、最後の学校の卒業式くらいしか自分の子供の式には出られないのかもしれない。

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