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遠野物語

 Kindleネタだが、無料の電子書籍がいくつかダウンロードできる。その中には「吾輩は猫である」のような古典が主だが、その中に「遠野物語」があった。遠野物語という名前はよく聞くし、柳田國男氏の作品であることは知っていたが、さて、どんな内容かと聞かれて、答えることができないくらい無知だった。そこで少し読んでみたのだが、なるほど、山奥に伝わる言い伝えや伝説、エピソードとして伝えられていることを書いてあるのだった。山奥だからこそ、ありそうな怖さというか、不気味さが伝わるのだが、その一方でなるほどと思う記述は、地名などに残るアイヌ語についてのものだった。内(ナイ)というのはアイヌ語で谷を示す言葉なのだそうで、東北地方には多いらしい。そうすると仙台というのもそれが語源なのだろうか。そういう知的も疑問もわいてくる。

 古典というのは時代を超えて人の心に訴えるからこそ、古典として残るのだろう。題名だけは知っている、作者だけは知っているという段階から、じっくり読むという段階へ、みなさんも踏み込んではいかがだろうか?

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