ケンミンショーすごいじゃないか

 一昨日はあまりの暑さゆえ、我が家の夕食はソーメンとなった。買い物に行くという家内に一つだけリクエストした。サバの水煮缶を買ってきてくれと。思えばサバの水煮缶、味噌煮缶、さんまの蒲焼缶は独身時代の命綱だった。安くて美味くて、おかずとして捨てるところもなく、もやし、玉ねぎ、こてっちゃんと並ぶ独身男性のおかずレギュラーであり、人気の高さはアイドルを超えるくらいだった(はずだと思う)。

 実は以前、秘密のケンミンショーで山形だったと思うが、ソーメンにサバの水煮缶を入れるというのをみて、美味しそうだと思っていたので、密かにいつかやりたいと思っていた。そして、その時は突然やってきたのだ。

 実際にめんつゆにサバの水煮缶を入れて、ほぐす。そこにソーメン投入。よく絡ませてすすると、恍惚とした味わいが口の中に広がり、ソーメンのあっさり表面的なこんにちわ程度のご挨拶的な味が、いやいや、家に上がって、ちょっと一杯やっていきなさいよ、つまみは、もうすき焼き作っちゃう的な濃厚コミュニケーションモードになるのだ。これは確かにうまい。ずるずると麺をする手が止まらない。気づけば魚の肉片が漂うめんつゆまで飲んでしまった。

 この夏、是非皆さんもおためしください。これは確かに美味しいです。