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いよいよ出発

 ずっと準備してきた学会発表。考えてみると、国際学会で発表するのは、2011年から5年ぶりになる。昨年も国際学会には行ったけれど、それは国際理事として理事会と総会に出席するためで発表はなかった。発表がない学会は心理的にすごく楽ではあるのだが、実はおもしろくない。準備も辛いし、発表の緊張感から口から心臓が飛び出そうな感覚を感じるのに、発表後に感じる脱力感というか達成感には変えられない。こういう感覚はきっとスポーツの試合のような感じではないだろうか。試合前の緊張感、試合中の没頭感、試合後の達成感。学会発表に勝ち負けは付かないように思われるだろうが、実は明確にある。聴衆の質問の数だ。質問が全くないのは、関心が持たれなかった、つまらない発表だったという証だ。これはホッとする反面、あとから敗北感を感じる。反対に質問がいくつか出ると、あわわわと対応に追われたり、答えに窮することもあるが、手応えを感じる。勝ったと思える瞬間だ。あるいは建設的な批判がある時には、可能性を感じる。

 さて、今回の発表はどうなるだろうか。明確な結論が示せることはなく、いわば途中発表の感さえある。自分では分析をしながら面白いと思うのだが、その面白さをどれだけプレゼンできるか。まあ、直前までは諦めず、しかし、準備した内容で堂々と勝負をしようと思う。また、その結果はここで報告するつもりだ。