Subscribed unsubscribe Subscribe Subscribe

恩師との再会

 この週末に学会があった。毎年体育の日の前の週末がこの学会になっている。私の専門とする分野の全国大会で、規模としては小さいものだが、内容は濃いものであり、発表を聞いていて、勉強になる。

 毎年学会では最後に特別講演を行っている。国内外の研究者をお迎えして、言語機能に関するお話をいただいているが、今回は私の大学院時代の恩師をお迎えした。先生にお目にかかるのはおおよそ25年ぶりくらいだと思う。さすがにお年を召したために、ちょっと小さくなって、声も弱々しくなっていたものの、さすがにご講演の時には、矍鑠としていらっしゃり、学生時代に拝聴した講義を思い出させるものであった。

 恥ずかしながら、先生のご講演に先立っての研究発表は私が行った。恩師の前で、大学院時代のテーマに関連した発表を行うことで、少しでも先生に成長ぶりを見ていただきたかった。いつものようにスライドを90枚作成したが、うまく30分におさまり(笑)、質疑応答も十分に時間がとれた。質疑応答をこなす中にも、自分の理解度が現れるものだが、今回はうまく受け答えができたと思う。発表後、先生がご講演の準備をする中、ちょっとご挨拶をしたところ、私の研究発表が内容がとても充実したものだったと、褒めてくださった。また、ご講演の中でも私の発表を言及してくださってちょっと恥ずかしくなったものの、ようやく恩師の前で、1人前になった姿をおみせすることができて、本当の意味で「卒業」ができたかなと思った瞬間だった。

 いつまでも先生には、元気でご活躍をしていただきたい。