言葉の表層と深層

 毎朝The Japan Timesを読んでいる。読んでいるというか、正確には目に中に入れている程度だ。日本の新聞だって、見出しを流し読みなのだから、同じようなものだ。見出しを見て、目についたものだけを本文まで読んでいる。

 さて、今朝のThe Japan Timesの漫画がふと、気になった。

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ラッシュアワーでも一人で悠々と座席を独占する方法と書いてるのだが、右下のmistletoeを上から吊るすのがその方法らしい。ところがmistletoeの意味がわからない。どうもクリスマスがらみの装飾ということはわかるのだが。

 辞書で見てみるとヤドリスギといって、その小枝をクリスマスの装飾に使うらしい。そして、辞書には、「その下では誰にキスをしても良いとう伝統がある」とも記載されている。なるほど、それでこの絵の意味が解釈できた。

 言葉というのは表面的なものだけではわからず、言外の意味や先日のここにかいたmetamessageが理解できないとなかなかわからない。母語でも誤解を招くのだから、外国語だとさらに厄介だ。特に口語表現は難しい。今朝読んでいた本の中に"Look, Ma, no hand!"というフレーズが出てきたが、意味がわからずにあれこれ調べたら、その意味は「こんなことまでできた!」ということであった。「ママ、みて、手放しでも乗れる!」と自転車を乗れるようになった子供のセリフから、このような意味になったらしい。言葉の勉強はいつまでも終わらず、そして、発見に満ちている。