日本語の音韻変化

 「さしすせそ」を皆さんはどう発音するだろうか?最近の若者はこれをさすぃすせそと発音する。アナウンサーも例外ではなく、CBCという名古屋地区の放送局のアナウンサーは「すぃーびーすぃー」と英語的に発音するのだ。日本語なら「シービーシー」という発音になるのだが、最近はこの日本語の「し」の発音が揺らいでいるようだ。

 英語でsheと発音させると最近の学生はseaになってしまう。これが我々よりも上の年代だとseaがsheになっていたものなのだが、時代は変わっている。言語は使う人間が変化するので、発音も語彙も文法も変わる。1世代30年から40年の間があるとその変化に気づけるんじゃないだろうか。

 ちなみに、「とても」という副詞なのだが、実は元々は否定形の表現と共起するべきものだったようだ。「とても〜ではありません」のようなもので、「全然〜ではないです」と同じと言える。それが今は「とても〜です」と肯定形で使えるのだから、「全然大丈夫です」のように「全然」が肯定形と使えるのは自然な流れとも言えるだろう。

 言葉はやはり奥深い。

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