寂しい短大閉鎖

 このところ名門の女子短大が募集停止やら閉鎖している。やはり短大の女王とも言える青山学院女子短期大学の閉鎖は驚いた。あの「青短」なのだから。私の世代の青短といえばお嬢様の代名詞であり、憧れのマト的な存在だった。就職先のイメージも華やかだった。いよいよそれも無くなってしまうかと思うと寂しい。そして、今日は立教女学院短大も募集を停止(そして、それをめぐる提訴)のニュースを読んだ。ここもお嬢様のイメージが強い。以前下宿していたところからも近くて、井の頭線に乗るとなんだかこちらが恥ずかしいほど、品の良さげなお嬢様たちが乗っていたのを思い出す。

 短大といえば、以前勤務していた山梨の短大も4年制大学に改組して、無くなってしまったし、以前に所属していた愛知学院短大部の英語コミュニケーション学科も閉鎖して来年で10年になる。時代の流れとはいえ、やはり寂しいなと思う。短大は入学するとすぐに就職のことを考えてと、慌ただしく、落ち着いて勉強できるのは1年ちょっとだけだが、その分学生たちは駆け足で、学生生活を送って充実感もあったのではないかと思う。勉強を続けたい学生たちは、4年制大学への編入もしていったし、ある意味、選択肢はいろいろあったんじゃないだろうか。中には留学をしていった子もいた。

 今や短大で生き残っているのは栄養や保育、医療といった資格系であり、語学や教養的なものは人気がないのかもしれない。でも、教育の形に様々な選択肢がある方がやはりいいんじゃないだろうか。